図工を教えてくれる家庭教師
図工を教えてくれる家庭教師
家庭教師にはそれぞれ得意な分野があり、図工を教えている先生もいます。
図工を担当する家庭教師は美術系の学校を出ており、絵画や工作などを教えることを得意としています。子供の創作意欲を伸ばすのが目的ですが、どのような内容の授業をするのかは各家庭ごとに異なります。ときには、生徒の学校の宿題を手伝うようなこともあるでしょう。生徒が絵画コンクールに出品する作品づくりをサポートしなければならないような仕事も回ってきます。算数や国語などのようにあらかじめカリキュラムが決まっているわけではなく、内容は子供により千差万別です。点数では採点することの難しい分野ですから、見た目にわかりやすく生徒の技術を上達させることがポイントになります。なにより生徒本人に絵がうまくなったなどという自信をつけさせることが大切です。不器用な子供に当たると苦労することもありますが、やりがいのある授業をすることができるのではないでしょうか。
美大を希望する場合の家庭教師
美大というのは美術大学のことであり、一般的な大学と比較すると入学する際の試験内容が大きく違っていて、美術に対する高い能力を持っていなければ入学することはできません。現役で合格できる人は限られていて、実際には浪人をして少しずつ自分の能力を高め、そこで入学する人が多くなっています。
美術というのは個人の才能が大きく関係していますが、大学に入るためには人が見て、一定の技術を持っていることが確認できなければ評価対象になりません。絵画ではキャンバスに絵の具をただ塗ればいいというわけではなく、人から評価を得るためには高度な技術を盛り込む必要があり、これは経験者を家庭教師に向かえて細かく教えてもらう方が的確です。それは教本などを見て感性といったニュアンスが見る側によって異なり、実際にどこまでその技術をものにしているかわからないからです。
芸術分野の家庭教師の場合、その才能を取り込むことは無理ですが、その人が持っている技術を知ることはできます。そのやり方を覚えて自分なりに解釈を加えることで、人が見ても高評価を得られる作品を作ることができるようになるでしょう。